慢性胃炎、逆流(幽門閉まらない)、胃もたれなど T.Nさん(55才女性)の改善症例
[症状]
子供の頃から側弯症があります。
以前は太っていましたが、20年前から胃の不調であまり食べられなくなり、徐々に痩せてきました。
病院では慢性胃炎、胃の出口である幽門がうまく閉まらないため、胆汁と膵液が逆流してしまう。
調子が悪い時は胸焼け症状もあります。
その他胃もたれ、胸のつかえ感があります。
また左の首背中~左腕がびりびりしびれ、つってしまうこともあるそうです。
背骨を診させていただくと、頸椎が右へ、胸椎が左へ、腰椎は右前へ歪んでおり、左腕の症状に影響してそうです。
お腹は胃の入口(噴門)が上に上がっており、右側がこわばっています。
右腹のこわばりは幽門から十二指腸に近いので影響ありそうです。
[施術内容と経過]
初回
内臓マニピュレーションで内臓を整え、頭蓋仙骨療法で全身のこわばりを解放していきました。
また、お腹の自己マッサージと、過前湾の腰椎を是正するストレッチを覚えていただきました。
それから数日間は胸のつかえがとれてご飯がおいしく食べられ、左腕のしびれもないとのこと。
その後は週1回ペースで数回の施術を受けられ、症状が安定してきました。
側弯症のために体が固いのですが、意外に順調に解放されてきました。
枕が低すぎると横向きに寝た時に肩を圧迫してしまうので、枕を替えていただくと腕のしびれも軽減してきました。
[考察]
側弯症の人は内臓や神経の圧迫が出やすいのでどこまで回復できるか心配でしたが、順調に回復された症例です。