更年期症状(発汗、めまい)、首肩背中などの痛み 愛知県名古屋市 M.Mさん(52才女性)の改善症例
[症状]
仕事のストレスが多いためか、ひどい更年期症状や体の痛みでお悩みでした。
体が急に熱くなって多量の汗、寝汗も。 半年前から左耳の鼓膜が痙攣するような耳鳴り。
朝起きた時に気持ち悪い、逆流性食道炎、下痢(過敏性腸症候群)。
首、背中、腰の痛み、左肩の痛みと左腕のだるさも気になっている。
[施術内容と経過]
初回
内臓マニピュレーション等で胃腸を調整。
頭蓋仙骨療法にて、梨状筋、お腹、胃、横隔膜の真ん中(食道裂孔)、背中、後頭顆などを念入りに手当て。
胃下垂を自分で治すやり方を指導。
施術直後は体が軽くなったとのこと。
2~3回目
初回の施術の後はだるさがかなり出たが、寝つきはよかった。
なぜか首を寝違えてしまったようす。 お腹のハリが気になる。
昼間の発汗、寝汗もだんだん減っている。
背中の痛みと、朝の気持ち悪さがなくなった。
お腹、胃、横隔膜、胸周りはまだこわばりがあるのでじっくり手当て。
こわばっている梨状筋をゆるめ、後頭骨と仙骨の手当てで自律神経と脳脊髄液循環を整えました。
下半身から緩めていくために、脚のセルフ手当てを覚えてもらいました。
4~6回目
汗など更年期症状や胃腸症状がよくなってきたので、左首~左肩の症状を重点的に施術。
左の鎖骨を浮かすような施術で楽になる → 左腕のだるさは胸郭出口症候群のようです。
左首~肩の痛みもようやく楽になってきた。
[考察]
ストレスももちろんありますが、長年の疲労の蓄積で体の歪み、こわばり、自律神経や内臓の不調につながっているようす。
長年の色々な不調をかかえているので、施術のたびに好転反応が出るが、それを過ぎれば症状はほとんど出なくなります。
長年にわたる症状は、ひとつひとつ改善していく必要があります。
良くなった点に意識を向けて、あせらず治療に取り組んでいくことが大切です。