自律神経乱れ(閉所恐怖、不安感、貧血症状、胃痛など)愛知県名古屋市 M.Sさん(34才女性)の改善症例

[症状]
昨年インフルエンザの治りかけにトイレで過呼吸を起こして倒れてしまった。
気功治療を受けて回復してきたものの、地下鉄や外食時にくらーっと貧血症状になったり、高速バスなどの閉所で不調になって不安感が強い。
胃がキリキリと痛み、胃もたれ、便秘もある。
右の側頭部を2回打撲したことがあり、今でも痛むことがあるとのこと。

自律神経乱れ(閉所恐怖、不安感、貧血症状、胃痛など)の改善症例説明図

[施術内容と経過]
初回
胃下垂とこわばり、噴門が上に上がっています。
右の股関節(梨状筋辺り)が冷えてこわばっている。
上背部と頸椎が固く、後頭顆(後頭骨と第一頸椎の間)も固くこわばっています。
まず胃下垂の調整、骨盤と背骨を少し整えてから、胃の噴門をマニピュレーションで正しい位置に調整。
胃下垂を自分で治すやり方とお腹のマッサージを指導。
頭蓋仙骨療法で下半身から順にお手当て。

2回目
初回施術後はだるさが出た。
胃のキリキリ痛みがだいぶなくなったが、まだ便秘がち。
閉所の恐怖感も前より気にならなくなっているとのこと。
以前打撲した右側頭部は温まると痛くなるようになった。
足のセルフ手当てを覚えてもらいました。

3~4回目
遅れていた生理がやっときた、生理痛はいつもより軽い。
ひどい空腹感を感じにくくなってきたとのこと。
骨盤体操を覚えてもらいました。

[考察]
M.Sさんは不安緊張により横隔膜や胃腸などのこわばりが強めでしたが、施術を重ねるにつれて緩んでこられました。
以前打撲した場所には何らかのエネルギーが残ったままになっていることがあります。
施術を受けて体が緩んでくると一時的に痛みや違和感が強くなることがありますが、解放が完了すれば症状はほとんど出なくなります。
ひどい空腹感を感じるのは低血糖症の可能性があります。
自律神経と胃腸(内臓)を整え、食事にも気を付けることで血糖値の乱高下が減り、メンタルも安定しますね。

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